[法令点検]新規物件の事前現地調査に行ってきました。

新規物件を受注しましたので建物の事前調査に行ってまいりました!
今回は建築設備定期検査の事前調査のため、各種設備の場所や操作方法を確認しました。
特にこちらの建物は機械排煙設備が設置されているのと非常用の照明装置が電源別置型であるため、この2設備を重点的に調査しました。


まずは排煙設備を検査するのに避けては通れない火災受信機の操作です。
こちらの受信機は能美防災さんのGR型受信機でした。
能美防災さんの受信機は連動停止が個別と一括のダブルで停止できるので、万が一片方の連動停止を解除してしまっても安心ですね!


排煙機は2系統あり屋上と1階の天井裏に設置してありました。排煙機は屋上や機械室に設置されることが多いので天井裏に設置してあるのは珍しいですね😲
それぞれ排出口(給気口)と制御盤の位置も確認し排煙口も大体の場所を見させていただきましたので排煙設備はスムーズに検査が行えそうです!


次に非常用の照明装置ですが電源別置型は電源内蔵型と違い一つ一つを点検器具で点灯させていくことができず、EPSにある非常照明の切替盤で切り替えることで、その系統の非常照明をすべて点灯させることができます。
一度にたくさんの非常照明を点灯状態にできるので図面を見ながらの検査が楽になりますね!
また、電源内蔵型の非常照明もブレーカーで切り替えることはできるのでブレーカーの位置は抑えておくといいかもです。
切替盤の場所も各フロアで確認できましたので準備はばっちりできそうです!

その他に換気設備の火気使用室が前回の報告書にはなかったのですが建物内には厨房があったので(現調時には入れませんでした。。。)検査時に確認が必要ですね。
恐らくガス器具でなく電気式の調理器具を使用されているのではないかと思いますが確認は必須です!

最後に検査当日の入館方法等を確認して退館いたしました。
来月には検査本番ですので資料をまとめてしっかり準備して参ります!

 

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